/No.2


2015 5/28(木)ー 6/14(日)
休廊 月・火・水曜 AM11:00~PM7:00(最終日はPM 5:00まで)


No-is 
二人展  松田 彰・濱 大二郎




会期中催し
 5/30(土) PM4:00〜 参加費無料 
 ギャラリートーク & 音のワークショップ「No-Is」(音楽家/宮嶋哉行)




 

No-IsのNoはNothing。「なにも無い」というのは、そこに最初から無い状態より、なにか在ったものが無くなった状態を見た時に強く感じられる。東日本大震災から1年経った岩手県大槌町で、津波に流されて平坦になった町の跡を見た時、我々は一瞬のノイズなのかもしれないと思った。その光景をいまも忘れることができない。

 松田彰は震災後「備忘録・日記シリーズ」という連作を描き続けている。彼も震災の爪痕を心に刻んで忘れることができない一人である。「日記シリーズ」はこれまでに900点余りになる。今回はそのうち52点と120号の新作を展示する。「鉛筆の行為としての自覚」が生み出すそれらの作品は、松田の生きた所在の証であり痕跡であると同時に未来へと向かう不屈の意志でもある。 

 濱大二郎は東日本大震災が起こった時カナダから日本に向かう飛行機の中にいた。隣席のアメリカ人に教えられ濱はそこで初めて震災のことを知った。アメリカ人は濱に「あんたは運が良い。この機会でなければ知り得ないことを経験できるのだから」と言った。それから濱が描く絵には人物が頻繁に登場するようになった。今回そこからさらに一歩前に進んだ濱の新作は人の肌のように柔らかく温かい。 

鉛筆と墨という黒一色の素材を使う2人が描くNo-Is は、しかしどこか明るい。たとえ一瞬でも、この宇宙に光と音は絶えることがないというように。 

  /+1 art カワラギ 



松田 彰
MATSUDA Akira


アルッシュ紙に鉛筆のみの表現であり「鉛筆の痕跡、呼吸、」です。
空中の美術に筆致を運ぶでなく、土壌の時間であったり、経験の棚に一瞬整理するであろう一日の命を露わに呼吸させ、問う・・・、そんな営みでありたいと考えてます。
人は伝達するため、思考するため、幾様にも「言葉」を重ねますが、あくまでも内容そのものではなく、それは、単語の集積であり、連続体。内容の周辺をうごめかせて存在する記号の様なものではないでしょうか・・・。 「言葉のように」存在する発言を願っての平面絵画,and 備忘録[東北震災来の一日一点の命、日付け順の日記シリー
ズ]の出品となります。
  松田 彰 

1976  射手座/京都・大阪府民ギャラリー
1981  信濃橋画廊  /大阪
    ‘84‘85‘86‘88‘89‘90‘91‘98‘99‘02‘06‘07‘08‘09
1980  大阪現代美術センター
1982  藤井大丸  /京都
1993  ABCギャラリー  /大阪
1994  画廊ぶらんしゅ・joint個展(+書家 阪田龍) /大阪、池田
1995  朝日阪急ビル ART SPOT  /大阪、千里  ‘97
2003  尼信博物館  /兵庫、尼崎
2006  CAELUM Gallery  /ニューヨーク  ‘08‘09‘11‘13
2009  画廊ぶらんしゅ
2010  西脇市岡之山美術館アトリエシリーズ・時空間との対峙  /兵庫
     ギャラリー勇斎  /奈良  ‘12
2012  番画廊  /大阪  ‘13
2014  MANIF20th・・芸術の殿堂ハンガラム美術館  /ソウル
グループ展  1990年以降
1990  日本現代アーティスト・15   /インディビジュアル・G ・ニューヨーク
     アートナウ・国際展 /ブダキャッスル・ハンガリー
     日韓現代美術同質・異質展  /韓国文芸復興美術院・ソウル
     兵庫近代美術館招待  ‘90兵庫の美術家展
     EYE-揺れる壁  /西宮市民ギャラリー
1986~毎年 アートフィシャルな位相  /天野画廊・大阪
1993  日米現代作家10対10  /高松市美術館
1994  現代日本美術展  /東京都立美術館、京都市立美術館
     6つの視・展  /信濃橋画廊・大阪
     今日のドローイング  /信濃橋画廊
1999  Ge 25周年記念展   /ABCギャラリー・大阪
2000  個の仕事 /信濃橋画廊  ’01
2002  多視点の絵画   /ラ・フェニーチェ・大阪
     多様化する価値展   /比良美術館・滋賀
2004  「風~明日の軌跡」展   /ギャラリー恵風・京都
2006  ハルピン国際アートフェスティバル   /ユーシュン美術館・ハルピン
     ヨンイン国際アートエキスポ招待  /文化芸術院・ソウル
2007  架空通信・百花繚乱展  /兵庫県立美術館  ‘08‘10
     ウィオン国際PLACARDアートフェスティバル  /ウィオン公園・ソウル  ‘08〜
     月吠の現代美術展  /月吠・奈良
     「小さな画面の大きな世界」展  /芦屋アダージョ
2008  モノクローム展・・・3  /楓ギャラリー・大阪
     A-ONE 中・日・韓・印尼「並州厚音」国際展  /ART・64広州・中国  
2009  WHOS WHO ART 2009  /茶屋町画廊・大阪
     A-ONE 中・日・韓・インドネシア美術展  /福岡アジア美術館  ‘12
     新たなる架空通信  /アートホール神戸
2010  現代美術の断面展  /風の神様ギャラリー・メキシコ
     第8回、現代美術祭“ANDANTE”  /テグ文化芸術会館・韓国
     平城遷都1300年祭 奈良アートプロム2010「循環」    /奈良
2011  北摂の作家  /ギャラリー菊・大阪  ‘14
     ギャラリーアムリタOPENING展  /アムリタ・大阪
     表現の立脚点  /ギャラリー菊
     国際展 「東方妙音」  /広州南美術館・中国
2012  尼崎アートフェスティバル  /尼崎総合文化センター  ‘13 ‘14
2014  円環話法・金子正二+松田彰  /2Kwギャラリー・大阪
     ギャラリズムin天満橋  /京阪シティモール         他 多数受 賞
1980  北九州絵画ビェンナーレ優秀賞
1989  尼崎市民芸術奨励賞
2014  尼崎市民芸術賞コレクション
The EDWARD F ALBEE Fandation.Inc エドワード・アルビー財団 ニューヨーク/アメリカ
Rosie and Robert MUSIUM メルボルン/オーストラリア
東京造形大学、堺女子大学、神戸市、尼崎




濱 大二郎
HAMA Daijiro


無いモノにあって、有るモノにない。墨を使い白黒の世界を描く上でいつも頭に出てくる有無の関係。そしてこの二極性の中から生まれるカタチの無い存在。日常生活の中で誰もが経験する二極間の自問自答、その答えの一つとして無意識があげられると考えています。それは内に秘められた見えない真実、そして私の描くカタチの無い存在を呼び起すきっかけでもあると思います。カタチ有る間はまだそこに、無くなる事で語りかけてくるでしょう。
  濱 大二郎 


略歴
島根県、出雲生まれ。
2005年 カナダのトロントへ単身移動、現地のコラボレーションユニット"Explodingmotor car"のメンバーとして映像作品の製作に参加し主に衣装、美術を担当する。2009年 トロントのバンド "Ohbijou" のPV「New year」 製作。翌年、オランダのブレダ国際映画祭にてノミネート。2011年 帰国、2012年SICF12準グランプリ受賞。 2014年 Nuit Blanche Kyotoにて個展「mindgames」を発表。2015年 第24回ARTBOX大賞受賞。「二極性から生まれる存在」をテーマに墨を使い作品を描く。「Thz void, Nowness, Middle path」と題した3種類のスタイルの作品を発表する。現在、京都を拠点に活動中。

2015   グループ展  第24回 ARTBOX大賞展受賞記念展 /世界堂 新宿本店・東京
2014   個展      mindgames /ARTZONE・京都
2013   個展     ない様で あって、ある様でない /京都、鎌倉 巡回
2012   個展     1:√2 /flowing KARASUMA・京都
     個展     島の人々 /UNKNOWN BAR・京都
     個展     Telepathy /23 vingt trois・京都
2010  グループ展   SICF12 /SPIRAL・東京daijirohama.com

 





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