うたかた
/ 石、とっくりバチの巣


No18 入札開始価格/¥2,000



 

加藤 可奈衛 KATO Kanae



  〔作家コメント〕

「・・・よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。(方丈記冒頭)」
途方もない時間をかけて山から下りながら転がって柔らかな形となった河原の石ころ。まるで使い込んだ石器のような石ころに、はかなくも堅牢な構造で丹念に泥で作られたとっくりバチの巣がのっかったその時、「ぷつっぷつっ」とかすかな声が聞こえた。



  〔自己紹介〕
近年、菜の花や綿の栽培を試みている。落ち葉を集め腐葉土をつくり、土を耕し種を蒔き養生をし種や綿を収穫する。栽培作業の中で大昔から先人たちが営々とやってきた「あたり前のこと」を教わっている気がする。

 

 
 



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