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7〜9月は 夏季休廊しています。

10月は、下記展覧会を開催します。



2019 10/2(水)ー 10/19(土)
11 AM ~ 7 PM(最終日 ~ 5 PM) 休廊 日・月・火曜

日本ポーランド国交樹立 100 周年記念企画二人展
DOOR OPENED FOR MOONLIGHT - 間

ミコワイ・ポリンスキ Mikołaj Poliński
ダニエル・コニウシュ Daniel Koniusz







トークイベント 10/05(土) 4 pm ~
  「ポーランドの現代美術アートシーン」
   加須屋明子 Akiko Kasuya
   京都市立芸術大学美術学部・大学院教授。
 日本ポーランド国交樹立100周年日本ポーランド現美術展ーセレブレーション・キュレーター。
 
 
 参加費:500yen(定員20名、1drink付)
 予 約:gal@plus1art.jp, phone 050-3402-6279







ミコワイ・ポリンスキ
Mikołaj Poliński



DOOR OPENED FOR MOONLIGHT(月光が入る扉)- 間

日本語の単語「間 ma」は、直訳すると、中間的な存在、無用の空間、中断、一時停止を意味します。 良くないイメージを持つ言葉のように感じますが、「間 ma」は日本文化の重要な美的概念の一つだと言えます。「間」の観念は西洋の言語にはありません。 日本語以外で伝えるには、喩えや比喩を用いるのが最も正確なように思えます。
 アイザック・スターンは音楽作品の構造について次のように書いています。 『音符の間の小さな断片 ー 構成された沈黙 … この小さな断片のために日本語には「間」という言葉があり、この「間」が全体を形作るのだ』と。 視覚芸術においても同様に、全体性に意味を与えるのは、配置された物体間の空間、または作品に構造を与えている光だといえます。
 また、「間」という漢字の分析にも興味深いところがあります。「間」は “門 door” と “日 sun”(以前は“月 moon”)という2つの要素から成っており、“日” は “月光” となって扉から入ります。 展覧会のタイトルの《DOOR OPENED FOR MOONLIGHT - 間》は、このような漢字の構成要素に注目して考えたものです。
 本展の制作にあたり、+1artの展示スペースをダニエル・コニウシュと共に考え、私たちは作品と作品の間の空間に焦点を当てました。 私たちの作品は、ファウンド・オブジェ、音、絵画およびドローイングで構成されています。全体を構成するこれら一つ一つの作品は、物理的にも心理的にも独特の間隔をうみ、空間全体に「中間的存在 in-between」の領域を創造しようとするものです。 私たちの「中間的存在」の体験を、日本語「間」にどの程度関連づけることができるか?異なる文化と言語の接点を探ることによって、別な「無用の空間」の制作を試みたいと思います。
  ミコワイ・ポリンスキ 



1977 ポーランド、ポズナン市生まれ
2002 ドイツのDAAD奨学金を得てベルリン芸術大学大学院修了。
2007 視覚芸術と音楽の関係性により博士学位取得
2011 Dr.habilitation取得。
音楽と絵画やドローイングによる視覚芸術と音楽や音の関係性に関連したインスタレーションを多数展開。現在、ポズナン芸術大学教授。ポズナンとベルリンを拠点 に活動。

近年の主な展覧会
「19 Shades of Grey」(ムザレスカギャラリー、ポズナン、2019) 、
「5 movements」(+1art、大阪 、2018) 、
「Utopia Pavilion - Ise」(伊勢現代美術館、2015) 、
「Alternative Views」(Haus am Lützowplatz、ベルリン、2015) 、
「Beyond Corrupted Eye」(Zachetaワルシャワ国立美術館 、2012)、 他




ダニエル・コニウシュ
Daniel Koniusz




1985年生まれ、ポズナン在住。
2012年 ポズナン美術アカデミー卒業。同大学博士学位取得。 主にオーディオビジュアル作品を制作。現在、ポズナン芸術大学メディアアート部長。 同大学にて音響スタジオ「オーディオ・スフィア」を設立。音、建築、写真、彫刻など様々なメディアを使用し、コンテンポラリー・ナレーション、対人コミュニケーションの形式と言語、意味論や経済的なコミュニケーションのパターンに焦点を当てたインスタレーションを発表。

主な展覧会
「日本ポーランド国交樹立100周年ポーランド芸術祭 2019 in Japan セレブレーション」(京都芸術センター、二条城 、2019)、「帯電防止」(ポズナン国立博物館 、2018)、「ポーランドの若手作家」展(クラクフ現代美術館 、2018)、「音の沈黙」ヴロツワフ現代美術館、2016)、「オルタナティブ・ビュー」(Haus.am Lützowplatz、ベルリン、2015) など国内外の展覧会に参加。









+1art では、日本ポーランド国交樹立100周年記念企画として、ポーランドからミコワイ・ポリンスキとダニエル・コニウシュを迎え、二人展《DOOR OPENED FOR MOONLIGHTThe door ー 間》を開催します。

ミコワイ・ポリンスキは、音楽と視覚芸術の関係性をテーマに、主にドイツとポーランドで活動しています。自ら建造した五角形のパフォーマンス空間《Utopia Pavilion》をはじめ、ドローイングやオブジェクトを逆さまに配置したインスタレーション《One Day in Paradise》など、視覚的な作品と音楽を1つのイメージ空間として仕上げる表現スタイルは独創的です。

ダニエル・コニウシュは、音、建築、写真、彫刻など様々なメディアを用い、特にオーディオ機材を巧みに使う作家です。今年5月に国交樹立 100周年を記念して京都で開催された《日本ポーランド現代美術展ーセレブレーシン》では、過剰設置されている日本の自動販売機を改造したオブジェや、町で録音した会話を素材にしたサウンドインスタレーションを滞在制作し、初来日の日本のイメージを経済的、言語的コミュニケーションの観点から提起しました。

この2人のアーティストが、当ギャラリーでの国交100周年展のテーマとしたのは、「間 ma」という言葉です。他言語に翻訳しにくいこの概念を、彼らは日本文化の美意識を表すキーワードとして捉えました。
本展では、古い町屋を改装した+1artの空間に、ポーランド人の視点から「間ma」を表現します。この二人展は、両国の言語や文化や文化の認識をさらに深める機会になるでしょう。

+1 art 野口ちとせ 





助成 アダム・ミツキェヴィチ・インスティテュート

後援 ポーランド広報文化センター




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