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2018 10/11(木)ー 10/28(日)
AM11:00~PM7:00(最終日はPM 5:00まで) 休廊 月・火・水曜

t o u k a  山本直樹 Yamamoto Naoki 

 



会期中催し

アーティストトーク 10/13(土)PM 7 場所:桃園会館(+1artから徒歩1分 / 谷町6-5-30) 無料
       
ワークショップ 10/21(日)PM 2〜、PM 4〜 の2回
10/27(土)PM 3〜、PM 5〜 の2回
場所:+1art  各回定員3名 無料 要予約
*ご予約は+1 artまで(E-mail または TEL)




山本直樹
Yamamoto Naoki



飛行機に乗って伊丹空港に着陸する時は、いつも窓外の風景を眺める。
パイロットの操縦を身体で感じながら、どこまでも拡がる街並が降下とともに変化していく様を少しでも見逃すまいとしている。
あべのハルカスを左に、大阪城、淀川の上を滑るように滑空していく。米粒大だった家々がだんだん大きくなっていくまでの空間の推移や、街の上に浮かぶスモッグによって光が乱反射する空間に関心がある。
また、地球の薄皮のような都市が脆くも危うい均衡で成立している状態、その中でうごめく人間のコミュニケーションにも関心がある。
「いま」この時代の社会状況を、観客と共に「砂糖に満ちた空間」へと展開する。 そして未来の私たちに「いま」を想起させるのだ。
  山本直樹 


記憶、社会、感覚。自分を取り巻く、社会状況を砂糖、飴、チョコレートなどの味覚媒体や香り、匂いの物質を使って空間に展開、表現し、研究する。

1963 新潟県生まれ
1991 東京造形大学 造形学部美術Ⅰ類(絵画)卒業

学会:環境芸術学会(Institute of Environmental Art and Design)

個展
2017 「縁—Trance」展 嵯峨芸術大学付属ギャラリー Art Space Saga 京都
2013 「押忍!pray」展 京都嵯峨芸術大学 One Room 京都
2013 「Corpse Reviver」展 MEISEI Art Space 京都
2006 「 Flying Hearts 」展 voice gallery. pfs 京都
2005-2006「365の襞」展 金沢市民芸術村 石川
2005 「 FLESH ! 」展 voice gallery. pfs 京都
2004 「bless」展 voice gallery 京都
2000 「学校—Survival」展  世田谷区立緑ヶ丘中学校 東京
1997 「少年A」展 コバヤシ画廊 東京
1997 「Love Game」展  ギャラリー睦 千葉
1995 「Fra_」展  ギャラリーQ 東京
1994 「Sugar wall」展  コバヤシ画廊 東京
1993 「Synchronicity(共時性)」展 ギャラリーQ 東京
1992 「Nets of the World」展 ギャラリーNWハウス 東京
1991 「Diffirence(差異)」展 秋山画廊 東京

グループ展
2018 「Corpse Reviver Taro ver.〈死者の復活〉」展 岡本太郎記念館 東京
2018 「日韓藝術通信part.3 」展 嵯峨美術大学付属ギャラリー ART SPACE SAGA 京都
2018 「思考する視線 2018」展 Art Space MEISEI 京都
2017 「日中国際交流美術展2017 招待作家展」千葉県立美術館 千葉
2017 「韓日藝術通信part.2 Cross Point」展 忠北文化館 韓国・清州
2017 「第20回岡本太郎現代芸術賞」展 川崎市岡本太郎美術館 岡本太郎賞受賞 
2016 「思考する視線2016」展 Art Space MEISEI 京都
2016 「韓日藝術通信2016」展 嵯峨芸術大学付属ギャラリー ART SPACE SAGA 京都
2015 「現代美術の地層2015」展 京都嵯峨芸術大学付属ギャラリー 
2014 「思考する視線 2014」展 Art Space MEISEI 京都
2013 「KYOTO STUDIO」展 @KUAギャラリー 京都
2012 「blue project 2012」展 MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w 京都
2012 「思考する視線2012」展 Art Space MEISEI 京都
2011 「まなざしの哲学」展 京都市美術館別館
2011 「思考する視線2011」展 同時代ギャラリー 京都
2009 「思考する視線2009」展 同時代ギャラリー 京都
2007 「cool black」展 voice gallery. pfs 京都
2007 「思考する視線2007」展 同時代ギャラリー 京都
2005 「モネの睡蓮 島津製作所航空機事業部との共同制作」展 京都嵯峨芸術大学博物館
2005 「思考する視線2007」展 同時代ギャラリー 京都
2004 「Secret Poem 島津製作所との共同制作」展 京都嵯峨美術大学博物館 京都
2004 「Environment Art Expo KOREA 2004」展 KOEX 韓国・ソウル
2003 「ギャラリーQ開廊20周年記念グループ展」 ギャラリーQ 東京
1998 「Art in Tokyo No.10・加害/被害」展 板橋区立美術館 東京
1997 「Chiba・Art・Flash」展 千葉市民ギャラリー 千葉
1996 「AbflugⅡ 離陸」展 渋谷ZEXEL ART SPACE 東京
1995 「20(TWENTIES)8カ国20人の作家」展 船橋市民ギャラリー 千葉
1995 「The Whole Heart」展 ギャラリーQ 東京
1995 「日韓現代美術交流展’95未来の予感」展 清州芸術の殿堂 韓国
1994 「’94Contemporary Art Festival」展 埼玉県立近代美術館 埼玉
1994 「日韓現代美術交流展’94対話する風土」展 船橋市民ギャラリー 千葉
1993 「日韓現代美術交流展’93」展 千葉県立美術館 千葉
1992 「日韓現代美術交流展’92」展 国立清州博物館 韓国
1992 「思考形態 デンクフォルム」展 千葉県立美術館 千葉
1991 「5美術大学卒業制作展」 東京都美術館 東京
1990 「MITO10月展」 水戸芸術館 茨城
1988 「5 Persons」展 東京造形大学 -Dry Area- 東京

受賞歴
2017 「第20回岡本太郎現代芸術賞」展 岡本太郎賞受賞
1994 「第9回ホルベイン・スカラシップ」受賞
1991 「1991年 日本交通文化協会 瀧冨士美術賞」受賞







角砂糖で東京の街並みを築き2017年岡本太郎賞を受賞した山本直樹が、本展では角砂糖の大阪市街で画廊空間を満たす。角砂糖でつくられた街並みは一見白くまばゆいが不安定で脆い。それは不穏な世界情勢の下で暮らす現今の我々の日常を思わせる。
砂糖はまたかつて奴隷貿易の一翼を担った (三角貿易) 過酷な歴史を持つ。砂糖は世界のグローバル化を促進した最初の商品のひとつだった。砂糖は甘さの陰に強い苦みを秘めている。それをよく知る山本が、角砂糖やグラニュー糖という素材で表現しようとしている領域は、そのかわいい形から想像する以上に深く広い。
+1art カワラギ  
            
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