大月コンテンポラリーアート 2026


透明なコピーとやわらかいリアル
OTSUKI CONTEMPORARY ART - Transparent Copies and Soft Realities

会期  9/5 土 ー 13 日  AM.10ーPM.4
メイン会場:大月町文化教育交流拠点  COSA(高知県幡多郡大月町・旧小才角小学校)
サテライト会場:ホテル ベルリーフ大月



OCA2026

左:浮川秀信(ピアノ線) 中央:はしもとともこ(ミクストメディア) 右:大西伸明(樹脂に塗装)

DM
PRESS RELEASE



大月コンテンポラリーアート展は2022年に始まり今年で5年目になります。 今年は、京都市立芸術大学で版画を指導する大西伸明と大学院生たち、人形作家・はしもとともこ、そして彫刻家・浮川秀信を招き、「透明なコピーとやわらかいリアル」と題した展覧会を大月町文化教育交流拠点COSA、およびベルリーフ大月をサテライト会場として開催します。

副題の『透明なコピー』は、日常よく見かけるモノをアクリル樹脂に置き換え、精巧な彩色によってリアルに仕上げた大西伸明の作品を表しています。 版画に携わる大西がテーマとする『複製』という行為は、これらの立体作品を通して、その意味をさらに拡張しています。一方、はしもとともこは、織りをはじめとするさまざまなテクニックを駆使して制作したパーツから、豊かな表情をもつ存在感のある人形を生み出します。そして、浮川秀信は、硬く強いピアノ線から、やわらかく曖昧な存在感を放つ立体作品を構築します。自身の作品を、浮川は「空気をつかまえる装置」と表現しています。

私たちは日々、目や耳、ときには触覚を通して世界を認識し、「これは何か」という判断を積み重ねながら現実を形づくっています。 しかし、その「リアル」は決して固定されたものではなく、経験や記憶、素材や見え方によって揺れ動くものでもあります。 本展に登場する作品たちは、そうした私たちのリアル感覚を刺激し、日頃の認識をやわらかく揺さぶってくれるかもしれません。
サテライト会場のベルリーフ大月では、大西伸明と京都市立芸術大学の学生たちが、ホテルのロビー スペースを使ったインスタレーションを試み、その制作プロセスを会期中に公開します。オープニングでは音楽会とはしもとともこによる人形ワークショップを開催するほか、会期中には大西伸明教授と京都市立芸術大学の学生たちによる、大月町の海水を使ったワークショップ『塩の結晶版画』も開催します。 アーティストの指導によるクリエイティブな作品づくりを、ぜひお楽しみください。

大月町では、過疎化・高齢化が進行する中、地域の魅力を再発見・再発信、地域住民のつながりを深める新たな取り組みが求められています。 本アートイベントは、地域振興と移住促進の一環として、芸術を通じた地域活性化を目的に開催します。

+1art




各会場の展示

本展は2会場での展示となります。会場により展示日程が若干異なりますのでご注意下さい。
(COSAーベルリーフ大月は、車で約15分)

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会期中イベント
ワークショップ、音楽会、トークイベントなどを開催。ご参加お待ちしてます。


OPENING


 9/5(土) PM 1〜5時 会場 COSA

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PM 1〜2

アーティストトーク
(大西伸明、はしもとともこ、浮川秀信、京都市立芸術大学大学院生)


作品や今回の滞在制作についてなど。 質問等も大歓迎。


⚫︎無料

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PM 2〜3:30

ワークショップ
ちいさきものを作る
( はしもとともこ)

布やボタンなど作家が用意する素材で、20cmくらいの小さい生き物を作ってみよう!


⚫︎参加費 ¥500(材料代の一部)
⚫︎定員 5〜6名(要予約 ▶︎gal@plus1art.jp)

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PM 4〜5

音楽会
(森下周央彌)

MORISHITA Suomi(ギタリスト・作曲家)
大阪音楽大学ジャズ科修了。 大学でジャズを土岐英史(as)氏に師事し、在学中からプロとして活動する。 山口武氏、ハル高内氏にギターを学ぶ。Naked voice a.k.a 野良犬、Far North Trio、など個性的なグループに 参加するほか、オリジナル曲を中心に様々なサウンドアプローチを試みている。 2021年にリリースの1st Album”Ein.”ではバイオリンやチェロを使った現代的な室内楽ジャズのサウンドが国内外から高い評価を得ている。


⚫︎無料


CLOSING


 9/21(日) PM 1:30〜3:00 会場 COSA

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ワークショップ
「塩の結晶版画
(大西伸明、京都市立芸術大学大学院生)


従来の「インクで刷る版画」のイメージを覆し、「海水(塩水)」をインクの代わりに用いてプリントする独自の技法に挑戦。大月町の「美しい海」が作品に。


⚫︎参加費 ¥500(材料代)
⚫︎定員 10名(要予約 ▶︎gal@plus1art.jp)










ARTISTS

滞在作家


ONISHI NOBUAKI

大西伸明
ONISHI Nobuaki

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1972年岡山県生まれ。 98年京都市立芸術大学大学院美術研究科版画修了。 2013~14年、五島記念文化賞美術新人賞受賞によりドイツ、ベルリンに滞在する。 唯一無二の自然物や、身の回りに溢れる工業製品、時間を経て「一点もの」となった人工物などを型取りし樹脂で複製。 精巧な彩色でリアルに再現した部分と透明な樹脂の素地を混在させることで、再生産可能性と唯一性、実在と虚構の「あわい(間)」を顕現させ、「存在」や「オリジナル」とは何かという問いを投げかけている。 現在京都市立芸術大学教授・多摩美術大学客員教授。

主な展覧会
2025 個展「あらゆる透明なユーレイの複合体」(真庭市蒜山ミュージアム/岡山)
2024 個展「影見」(ギャラリーあしやシューレ)
2022「岡崎和郎・大西伸明『Born Twice』」・個展「光体」(MA2 Gallery/東京)
2020「京都市京セラ美術館開館記念展 京都の美術250年の夢」(京都市京セラ美術館)
2016「榮水亜樹・大西伸明」(Galerie Nicola von Senger AG/スイス)
2014「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.04『リアルをめぐって』」(高松市美術館/香川)
2012「自由になれるとき―現代美術はこんなにおもしろい!」(岡山県立美術館)
2011 個展「UNTITLED」(兵庫県立美術館)
2008 個展(入善町 下山芸術の森 発電所美術館/富山)
2006 個展「Desktop,Dress,Gray」(国際芸術センター青森)
など国内外にて多数。

主な受賞
2013「PAT in Kyoto:第1回京都版画トリエンナーレ」優秀賞、京都府文化賞奨励賞
2012 第23回五島記念文化賞美術新人賞
2008「第1回岡山県新進美術家育成|氏賞」大賞
2007「あおもり国際版画トリエンナーレ2007」あすなろ賞
2004「京都府美術工芸新鋭選抜展」最優秀賞
など。

[image:上《Tool box》2025、下《akaenpitsu》2006樹脂に塗装]



HASHIMOTO TOMOKO

 はしもとともこ
HASHIMOTO Tomoko

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1985年大阪府生まれ。 2010年、成安造形大学造形学部 彫刻クラス修了。 玩具の歴史を手がかりに、その役割を読み解きながら、玩具が内包する機能や 意味を作品へと転換する表現を探求している。 人形というメディアを通して生 み出される作品は、独自の存在感を湛え、毎年開催される個展では世代を超え 多くの支持を集めている。 2025年、第1回人形研展にてミヤタケイコ賞を受賞。 2026年より、国谷隆志とのユニット「antitail」としても活動を開始。

近年の展覧会
2026「視線と夢」(ARTOSAKA2026 クリエイティブセンター大阪)
2025 個展「いるわけないわけない」(ONE AND ONLY gallery aproach/京都)
2024 個展「TAGUIな日常」(中内中堤側庵ギャラリー/三重)
2024 個展「いるわけないわけない」(ONE AND ONLY gallery aproach/京都)
ほか多数

[image:上《Whale》下《Untitled》 mixed media 2026]



UKIGAWA HIDENOBU

浮川秀信
UKIGAWA Hidenobu

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1942年大阪府生まれ。 1968年大阪学芸大学(現・大阪教育大学)絵画専攻科修了。
1969年に、あの画廊(大阪)で初個展を開催。 以降、信濃橋画廊(大阪)を はじめ各地でほぼ毎年個展を開催している。 また、「アート・ナウ '77」(1977)、 「日本国際美術展」(1978, ’79, ‘81)などに出品し、1970年代から現在に至るまで半世紀以上にわたり、彫刻作品の発表を続けている。 制作初期には、水を入れた風船を型取りした量感のある造形を手がけ、その後、作品は次第に細身のフォルムへと展開した。 現在は、ピアノ線を素材に制作を行い、空気や空間の気配、不可視の存在を彫刻として表現する可能性を探求している。

[image:左《wind caveⅣ》2022《Untitled》2926 ピアノ線、銀ロウ付け組立て、ラッカー塗装 2000x1000x1000 mm 2026]




NAKAGIRI

中桐聡美
NAKAGIRI Satomi

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京都市立芸術大学 大学院博士課程3年

主な展示
2025「中桐聡美個展」(松島分校美術館)
2024「風景のかたち 小林正秀/中桐聡美」(勝央美術文学館)

[image: 《foam》 水性インク、シルクスクリーン 800×1220mm 2023 ]




OKADA

岡田摩耶
OKADA Maya

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京都市立芸術大学 大学院修士課程2年

京都市在住。2019年に京都芸術大学情報デザイン学科を卒業後、ウェブ広告会社でデザイナーとして勤務した後、大学職員などを経て2025年より京都市立芸術大学修士課程に在籍。主にシルクスクリーンを使って、粉末や氷など身近な素材や現象と掛け合わせた作品を展開。

[image:《失われた時を求めて/タンソンヴィル再訪》炭粉、シルクスクリーン 6000x2000mm 2026]




KAWABATA

川畑智雅
KAWABATA Tomomasa

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京都市立芸術大学 大学院修士課程2年

2023
国際版画フェスティバル「FIG BILBAO」展示プログラムに参加[公益財団法人野村財団助成] BECA FUNDACIÓN(スペイン)、CIEC賞受賞
2024
滞在制作[CIEC財団助成](国際現代芸術センター/スペイン)
2025
「LITE」展(アートゾーン神楽岡/京都)
「ともにいきるかたち」(ギャラリー北野)
「第50回記念全国大学版画展」(上田市美術館)

[image: 《Indirection² Wood》シルクスクリーン パラフィンによる凹凸版刷り 910×1370mm 2025]




TANAAK

田中茜乃介
TANAKA Sennosuke

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京都市立芸術大学 大学院修士課程2年

主な展示
2025
京都市立芸術大学作品展市長賞
TOKYO FRONT LINE PHOTO AWARD 小山泰介個人賞 二人展「二拠点の声・二つ折りの部屋」(copy center gallery)
2026
「8 1/2 group show」 8 1/2

[image: 《二つ折りの部屋 Two fold room》ゼラチンシルバープリント、RC紙 279x356mm 2025]



HORIE

堀江優希
HORIE Yuki

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京都市立芸術大学大学院修士課程2年

主な展示
2025
「LITE」 (アートゾーン神楽岡/京都)
2026
個展「こそあどの反復横跳び」(KUNST ARTZ/京都)

[image: 《此処》シルクスクリーン、メディウム、木 910x1820mm 2026]






ACCESS




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サテライト会場
ベルリーフ大月
高知県幡多郡大月町周防形404 TEL 0880-79-5025
[宿毛駅から]・バスで40分(高知西南交通「エコロジーキャンプ場前」下車 徒歩8分)・車で30分(R321)小才角」下車 徒歩7分・車で30分(R321)

google map▶︎



COSAは大月町の南に位置します。大月町内の国道321号線沿いなどの7ケ所(①〜⑧)に 高さが2〜3mの赤い鉛筆(マララの鉛筆)が立っています。この鉛筆を目印に⑦COSAへGO!
*⑧はR321の曲がり角、のぼり「OCA2026」が目印。



(*マララの鉛筆/©️野口ちとせ/プロジェクト▶)




・主催:+1art
・共催:COSA(大月町)
・後援:高知県、公益財団法人高知県文化財団、高知県立美術館、大月町教育委員会、高知新聞社、RKC高知放送、KSSさんさんテレビ
・協力:くろしお芸術協議会、ベルリーフ大月町、中地シュウ(海辺の自然史研究舎)、笹島康仁(土葉舎)


Placeholder image 令和8年度第76回高知県芸術祭協賛行事




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