/紙に水彩と色鉛筆
No38
中西 圭子 NAKANISHI Tamako
ひとりごと。何気につぶやいたつぶやきは、己の内耳に回帰し。私にしか分からぬ、みじめで忌まわしくも野草のように咲いた私の声がちゃんと消滅してくれるのは、そこしかないのですから。
〔自己紹介〕 大阪府高槻市生まれ。紙に色鉛筆でドローイング、最もシンプルでささやかな方法で心象を綴る。1995年から2009年までに素描詩集『Paper Leaves』vol.1~4を紫紅社から出版。 大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)中国語学科卒業。大阪芸術大学美術学科特任教授。