人類が話していることばの数は約6000~7000とか。しかし、その多くは話者が少数で、現在話されていることばが今世紀末には半減、最悪十分の一以下に減るかもと予想されています。生物同様ことばも絶滅危惧種が増加し、その数字が示す未来は誰も経験したことがない未知の世界です。
本展は、平面・立体・インスタレーションなど、様々なジャンルで活躍する54人の作家が、世界から、あるいは自身や周囲から『なくなりそうなことば』をキーワードに、「ことばの箱」を作る+1 artのチャリティー企画です。展示作品は全てオークション形式で販売し、その売上額の10%を途上国の女子教育を支援するマララ基金に寄付します。
会期中は、本展のテーマのきっかけとなった『なくなりそうな世界のことば』の著者吉岡乾氏のトークや公開オークションなど、テーマに因んだ催しも予定しています。
なくなりそうなことばのイメージから生まれた多様な表現を是非ご高覧ください。
作品はギャラリーで、またホームページのオークションフォームからも入札いただけます。
(ホームページからの入札は12/15(土)で締め切りきました。多数の入札ありがとうございました) |