PAINT AND WALL DISC
1981.8.8 - 2017.12.24
アートスペース虹の壁、3Dプラスティック(ABS)、その他部品、オリジナルサイアノタイププリント作品証明書
No.22
シュヴァーヴ トムTomas SVAB
作家コメント
アイデア、物語、我々の世界についての考察、対話やパフォーマンスは、それが存在するだけでなく、聴かれ、観られ、体験される必要がある。アートスペース虹の壁から実際にくり抜かれたこの円形の壁は、釘やビスで貫かれた継ぎ目やペンキ、合板の層として堆積した地層に、長年の展示の歴史を示すコアサンプルのようなものだ。作品が撤去された後でも、この壁の一部が持っているのは、他の場所では、少なくともすぐには表現されない声(=発言)のコミュニティとのつながりである。
For ideas, stories, reflections on our world, dialogues and performances, existing isn’t enough. They need to be heard, be seen or be experienced. This disc drilled from the wall of Art Space Niji is like a core sample showing the years of exhibitions in its strata deposited as layers of patches, paint and plywood that was pierced by nails and screws—This wall that supported artworks. What this section of wall still holds after the artworks have been deinstalled, is a connection to the community of voices that wouldn’t be represented elsewhere, at least not right away.。
自己紹介
チェコ生まれ、カナダ育ち。2007年より京都に拠点を移す。写真・インスタレーション作家。写真を様々な視点から捉え、多様に表現すること、またその潜在的な可能性に興味を持ち、制作している。
(c)+1art