飛んで沈む
膠、和紙、顔料、銀箔
No.40
松下みどりMATSUSHITA Midori
作家コメント
昔、空を飛ぶ夢が好きで明晰夢を見るようになった。それぞれの夢の場所や状況は違うが、共通するルール(一度地面に足をつけたらさっきより高くは飛べなくなる)もあり、そのルールが分かるほど明晰夢は見やすくなった。
その後、深層心理を覗くため夢占いを始めると、明晰夢は見なくなっていった。夢が遊び場から現実の延長へと変わってしまった。
今はもう明晰夢は見ないが、夢占いは続けている。ただ、空を飛んでいた感覚は覚えている。
自己紹介
人ならざる隣人を捉える為に、膠の可能性を探っています。
京都大原の民宿施設でレジデンス「AIR大原」を運営。同館内にてギャラリー「AIR大原Gallery」を運営。
(c)+1art