三宅佑紀MIYAKE Yuki
作家コメント
知人の家で大きな猫の腹に顔を埋めている。いつもはひどいアレルギーが出るのに、平気なのはどうしてだろうと思ったとたんに目が覚めた。猫だと思っていたものは毛布で、就寝前にSNSで猫の写真を大量に見た日だった。現実では私には「夢ではない」とはなりえないことだが、せめて夢の中だけでもと期待して描いてみる。知らない猫の写真をたくさん見ながら。
自己紹介
記憶をもとにして作品を制作し、個人の記憶やそれにまつわる感覚を他者と共有する方法を探っています。
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