監物紗羅KENMOTSU Sara
作家コメント
日本では普通に生活している分には危険とはかけ離れた場所に居る事が多い。安全な1日とはただの日常で、つい最近まで文面上では理解出来ても肌で感じる事は無かったが、その感覚は減りつつある。それ程最近の世界の変動は激しい。とはいえ、慣れや情報操作等でその感覚も徐々に鈍る。ふと、恐怖を感じた瞬間に、その感覚が蘇り、また鈍るを繰り返し、私は日々をやり過ごしている。
自己紹介
1991年大阪府に生まれる。2012年京都市立芸術大学に入学。2018年大学院を卒業後、個展やグループ展を中心に作家活動を続ける。第27回臥龍桜日本画大賞展大賞、日本画新展2020大賞受賞。


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