シュヴァーヴ トムTomas SVAB
作家コメント
地平線
世界を信じるとは、すべての確信が崩れ去ったとしても、なお他者を信じ続けるということである。それは繊細でかすかな糸のように心の奥に張りめぐられ、外の世界へと根を伸ばしていく。この希望には、境界も身分もなく、抑圧の手に馴らされることもない。—自由に解き放たれたとき、それはいつも、ひとりの願いを越えた力となる。
希望とは世界の状態ではなく、心の状態である….
それは、目の前にある現実を越えて存在し、その地平の向こうにどこか深く根を下ろしているものである….
ヴァーツラフ・ハヴェル
自己紹介
チェコ生まれ、カナダ育ち。2007年より京都に拠点を移す。写真・インスタレーション作家。写真を様々な視点から捉え、多様に表現すること、またその潜在的な可能性に興味を持ち、制作している。


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