矢作隆一YAHAGI Ryuichi

作家コメント
この作品は、火山活動や断層のズレによって地中深くから現れた地球の一部を箱詰めした。地震予知が進んでも「いつ」「どこで」は不明で、備えはできても確実に地震を避けることはできない。予測と運命の狭間で、今日という一日の安全を保証できるのか。そう簡単に地球はその答えを教えてはくれないのである。

自己紹介
今から40年前、大阪で調理師学校に通っていた。そして今、メキシコで石を彫っている。包丁からノミへ。あの頃、こんな未来は想像もできなかった。では、さらに四十年後は？？？何を刻んでいるのだろうか。

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