■しなやかに移ろいゆく時の相に寄り添いながら場の背後にある自然の営みを感じ、
有無な思考感覚に身を置き制作を続けたいと思っています。
■「12のメッセージ展」出品の作品は、2009年に発表したインスタレーションuntitled
2009 /whiteを新たな形で制作した。2009年発表の作品概要は「ガラスの反射光に
よる浮遊感を通して身体の存在や関係を考察」とテキストに表記されていました。
新作は朝露あるいは新雪に降り注ぐ光。一瞬きらめきを発する光は物質としては儚く
うつりやすいものですが、ゆっくりと寄り添えればと。
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