6/9(土)・16(土)・24(日) 時間未定
平田 洋一 HIRATA Yoichi
ビビンチョ・アート 僕の生き方はビビンチョであった。どう考えても気宇壮大に華々しくいきてきたとは思えない。まさしくその逆であった。昔はすっかりダメな僕たちであり、今は後ろも前もしぐれてしまって、行先が分からない。 太宰治は芸術とはゲーの術だといったと思うが、僕はゲーのでるほど作品をつくっていない。ビビンチョでだらしないアーチストであった。これからもビビンチョに続けざるをえないがビビンチョではあるが清潔な作でありたい。ビビンチョ・アートは自虐ではない。少しは誇りを感じている。
菊池 和晃 KIKUCHI Kazuaki
古代ギリシャ彫刻はどれも筋骨隆々で美しい肉体が表現されている。その理由を調べてみれば、どうやら当時の神々の姿をイメージしたものらしい。古代ギリシャ人は美しい神々の姿に近づくため筋トレは日常的なものであり、マッチョであるほど良いと言われていた。 一方現代人の私はぶよぶよと太っており、古代ギリシャ人から見れば一体どれほど醜いのだろうか。私が醜い肉体を晒し美術を生業にすることは美しくないことかもしれない。ならば彫刻のような美しい肉体を手にした私がつくるものは、きっと美しいに違いない。
2013 花山天文台 gallery week、花山天文台、京都 2014 主張てん、gallery ARTISLONG、京都 2015 第18回ニパフ・アジア・パフォーマンス連続展、 3331 Arts Chiyoda、東京・江之子島文化芸術創造センター、大阪 2017 若手芸術家支援企画 1 floor 2017 合目的的不毛論、神戸アートビレッジセンター