岡本 悍久 OKAMOTO Kankyu
「ゆく河の流れは絶えずしたて」・・脈々と移り行く「時のメタモルフォーゼ」。 多くの「もの」が誕生し、使用され、やがて消え去り「無」に至る。 ひとえに無常観漂う人の世と同じ。 このような「もの」たちにもペーソスの気持ちを抱くように。 現在は死語となり忘れられている古代文字や廃棄物を現代アートとして蘇生させる作品づくりに挑んでいます。 古代文字の線描と日本文学を融合させたフエニキア文字(前15世紀)を用いた平家物語や芭蕉の俳句や廃棄物のパーツを生かした抽象的なコラージュ作品を展示いたします。 。
岡山大学大学院後期博士課程(西洋美術史)修了 元新聞記者、元倉敷市立美術館長 元倉敷芸術科学大学非常勤講師 個展45回(ニューヨーク・東京・高松・福山・岡山・倉敷・瀬戸内市 他)、グループ展40回