弦楽アンサンブルによるクラシックコンサート 参加費:500円(1ドリンク付) 予 約:+1 art:gal@plus1art.jp
島影 和夫 SHIMAKAGE Kazuo
長年様々なモティーフを絵にしてきましたが 最近は面や色彩から離れて、線や無彩色の仕事が面白くなってきました。 モティーフも花や風景から、最も身近な自然「人体」に挑戦してみました。
子どもの絵にハッとさせられることがある。小さな子どもの絵は空の雲のように思いがけない輪郭を画面空間に描き、その手が趣くまま水のように線が延び色が広がる。そのとらわれのなさに大人は驚く。 島影和夫は40年以上にわたって絵画教室を主宰している。その教授法は独特だ。この教室では毎回異なる課題が与えられる。例えば秋は「枯れ葉」。教室近くから枯れ葉を拾ってきて画用紙に貼り付けて絵を描く。 また、段ボールに着色して組み立てる。葦簀を削って葦ペンをつくり墨汁で描く等々。 子どもたちの作品を見守り、独自性を育ててきた島影が、本展ではヌードを描く。子どもの目を持つ島影が描く裸婦像は、大人たちの目にどう映るだろうか?