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no.35
2019 03/13(水)ー 03/23(土)

N u d e   島影 和夫
Croquis exhibition   N u d e   SHIMAKAGE Kazuo


    






関連イベント  3/16(土) PM 5:〜


弦楽アンサンブルによるクラシックコンサート

参加費:500円(1ドリンク付)
予 約:+1 art:gal@plus1art.jp





島影 和夫
SHIMAKAGE Kazuo


長年様々なモティーフを絵にしてきましたが
最近は面や色彩から離れて、線や無彩色の仕事が面白くなってきました。
モティーフも花や風景から、最も身近な自然「人体」に挑戦してみました。

島影 和夫  


略歴
千葉県生まれ 7才より水彩画家 池島勘治郎氏に師事
大阪府立高津高校在学中 関西新制作展入選
全日本学生油絵コンクール特選2回(毎日新聞社買上)
東京藝術大学美術学部卒業
大阪教育大学教育学部美術学科勤務
アトリエ開設 絵本「チャイクロ」イラスト分担担当
1980 チタニウムの陽極参加による着色法を研究開発
世界クラフト会議で技法デモンストレーション(ウィーン)
チタニウムによる絵画、照明器具、壁面など制作発表
1984-87 国展 関西国展(受賞3回)
個展毎年多数開催 神戸そごう(1999) 王子市民ギャラリー(2003)豊中市民ギャラリー(2004) 他
現在 大阪教育大学名誉教授、NPO法人美術の教室理事長、絵画教室ART ROOM運営







子どもの絵にハッとさせられることがある。小さな子どもの絵は空の雲のように思いがけない輪郭を画面空間に描き、その手が趣くまま水のように線が延び色が広がる。そのとらわれのなさに大人は驚く。
島影和夫は40年以上にわたって絵画教室を主宰している。その教授法は独特だ。この教室では毎回異なる課題が与えられる。例えば秋は「枯れ葉」。教室近くから枯れ葉を拾ってきて画用紙に貼り付けて絵を描く。
また、段ボールに着色して組み立てる。葦簀を削って葦ペンをつくり墨汁で描く等々。
子どもたちの作品を見守り、独自性を育ててきた島影が、本展ではヌードを描く。子どもの目を持つ島影が描く裸婦像は、大人たちの目にどう映るだろうか?

+1art カワラギ