ARCHIVE no.48

中島 麦 time line

2020 10/07(水)ー 10/24(土)

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中島 麦
nakajima mugi

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2020年世界を覆い尽くしているコロナ禍は、私にとっても日々の生活や制作活動を根本的に見つめ直さざるを得ない時間になった。
眼前の怒濤にただ呆然と身を任せ流されて行くような感覚、とどまる事のない時間の流れを、絵具という物質に 置き換えて表現すること、それが私にとっての「絵を描く」目的なのかもしれない。
新シリーズでは、これまでの主題である絵画の根源的な3つの要素「動き・奥行き・光」に加えて、「タイムライン(時間)」を表現しようとしている。細長く傾斜をつけた画面に流し込まれた多量の絵具は、重力の方向へ緩やかに(時に素早く)弧を描きながら流れ落ち、重なった軌跡の中に多様な表情と光を纏った空間が生まれる。
2020年8月 中島 麦


美術家 1978年 長野県生まれ 大阪府にて育つ、大阪拠点 2002年 京都市立芸術大学美術学部 油画専攻 卒業。 抽象絵画を制作する事を中心に、そこから拡張する出来事を取り込みながら活動中。 その活動を通して、私自身が何ものからも自由で、何ものをもつなぐメディウムでありたいと考えている。

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主な個展・ソロプロジェクト
2020 和田画廊/東京
2019 酢重ギャラリー/軽井沢・長野
2019 Gallery白 kuro/大阪
2019 Gallery OUT of PLACE TOKIO/東京(13,15,17,18)
2018 cafe 104.5/東京(ブルーノートプロデュース)
2017 「HUB-IBARAKI ART PROJECT2016-17」茨木市役所他、市内公共施設7カ所/大阪
2017 +1art/大阪
2017 梅田 蔦屋書店/大阪
2016 Gallery OUT of PLACE NARA/奈良(11,13,14)
2016 MuMu Gallery/木木藝術/台湾
2012 奈義町現代美術館/岡山
2012 サクラアートミュージアム/大阪

主なグループ展・アートプロジェクト
2020 「Both or Nothing」Gallery OUT of PLACE TOKIO
2019 「絵画展…なのか?」川口市立ギャラリー・アトリア/埼玉[企画3人展
2019 「VOCA展2019」上野の森美術館/東京
2018 「アウト プット アート プット」SHIBAMATA FU-TEN Bed and Local/東京
2017  中島麦オープンアトリエ/大阪
2016 「美作三湯芸術温度」湯郷グランドホテル 全館/岡山
2016 「High-Light Scene」Gallery PARC/京都
2015 「学園前アートウィーク2015」淺沼記念館/奈良
2015 「トランス・アーツ・トーキョー」東京
2014 「HUB-IBARAKI ART COMPETITION」/茨木市立生涯学習センターきらめき/大阪

その他
2020 [art work]TUGBOAT_TAISHO 館内各所にペインティング/商業施設/大阪
2019 [壁画制作&ワークショップ]新長田合同庁舎1階/神戸
2019 [art fair]ART OSAKA /ホテルグランビア大阪(11,12,13,14,15,16,17,18)
2019  [art fair]ART BUSAN 2019/BEXCO Exhibition Center/韓国
2019  [ホテル]BOLY HOTEL /大阪(全客室に作品設置)
2018  [art fair]アートフェア東京/国際フォーラム
2018  [ワークショップ&ディレクション]いわき市医療センター、アートワーク設置/福島
2018  [企業カレンダー 制作]TOYO TIRES株式会社
2018  [スニーカーコラボレーション]hummel ×中島麦
2018  [アパレルコラボレーション]LUMINE meets ART「Antigravite×中島麦」/東京
2017  [ワークショップ]滋賀県立近代美術館クロージングイベント/滋賀県立近代美術館
2016  [ワークショップ]六本木アートナイト/サントリー美術館/東京
2016  [ワークショップ]びはくルーム/芦屋市立美術博物館/兵庫
[表紙連載]
2015/1~2017/12「未生/MISHO」/いけばな「未生流」広報誌[計36号]
2019/12月~ [サロンモザイクのトークサロン主催]月1回程度/サロンモザイク/大阪



50年に一度の水害とか数百年に一度の大地震とか、このところそんな自然災害が多い。新型コロナウィルスの大流行もスペイン風邪から100年で発生しました。自然においては時間は長い周期で循環するものらしい。それは自然が描くタイムラインといえるでしょう。
中島麦はそれを絵画で表現しようとしているようです。中島は、絵具の層を重ねることで、いまこの瞬間も私たちがタイムラインの流れにいると告げています。彼の描くタイムラインの前に立つ者は、その色彩の重層に魅了されながら、気の遠くなるほど深い時間の淵を覗く瞬間を味わうでしょう。

+1art カワラギ



softhope

ONLINE SHOP 開店企画

やわらかい希望



+1 a r t ではオンラインショップを10月から開きます。 その開店企画として、「やわらかい希望/ S o f t h o p e」と題したシリーズを順次 発売します。 「やわらかい希望」には、このシリーズ共通のパッケーがあります。そのパッ ケージに入る作品を作家に5~10限定でつくっていただきます。 このシリーズは、+1、+2の企画展とリンクし、ギャラリーの展示作品とは別に、 オンラインでの販売を企画展と同時に開始します。 「やわらかい希望」シリーズ第1弾は、奇しくもオンラインショップ開店の10月 に個展をしていただく中島麦さんの作品です。

詳細はSHOPページをご覧下さい >>

ONLINE SHOP
+2

関連イベント

終了しました

mugi BAR 開店

|場 所| +2(+1から徒歩5分)
|日 時| 10/24(土) 17~21時
|定 員| 17時〜/18時〜/19時〜/20時〜(21時 終了) 各時間帯最大5名

最終日10/24の夜、個展会場からほど近い秘密の mugi BARにご案内致します。 バーテンダーは作家本人。17時から各時間5名様限定、予約制です。ご希望時間と人数をギャラリーまで ご連絡下さい。 (予約先 gal@plus1art.jp
*作家が選んだ銘柄からドリンク注文いただけます。(500円〜)
*満席の際は入店をお断りする場合がございます、ご了解下さいませ。