野村 由香 NOMURA Yuka
    
  [作家コメント]
石を砕き、膠で溶いた顔料で描いています。新聞紙や広告を裂いて重ね、貼り合わせた下地に指で描いた形には、ある山で見た太いミミズ、人の内臓、植物の根っこなど、複数のイメージがあります。すべての事物(日用品、石、私たち自身など)は独自のリズムを持っていて、そのリズムが、膨大な時間の周期の中で重なったり、ずれたりする状況の中で共鳴し、日々の時間を形成している、という考えのもと制作しました。
    [自己紹介]
人と、人が置かれた環境の互いに影響し合う関係と、そこで生じる作用に着目して制作をしています。
    
    
    
    
 
   
   
  (c) plus1art