ARCHIVE no.06
内 傷| 村﨑 可奈子
2021
村﨑 可奈子 MURASAKI Kanako
視覚優位な現代に疑問を抱き、触れることを主とした制作を始めた。しかし2020年新型コロナウイルスの感染拡大により、接触とは憚られるものとなった。見たくても見られない、触りたくても触れない、そんなもどかしさがある。
私達は自身の体の中身を自力で見ることはできない。たとえ臓器が痛んでいたとしても、視認することはできず、痛覚のない臓器では痛みを感知することもできない。そしていつの間にか限界が来る。そんな静かなる命のリミットを可視化することで、私は「生命」と向き合っていきたい。
1997 富山県生まれ
2021 嵯峨美術大学造形学科油画領域 在籍中
グループ展
2018 「アイマミエル」 嵯峨美術大学学内/京都
2020 「メディウム・リバイバルⅡ」 SUNABAギャラリー