ARCHIVE no.49 

4人の音楽家の展覧会 FOUR 2020

和泉希洋志  竹村延和  ニシジマ・アツシ  村井啓哲

2020 10/31(土)ー 11/14(土)

FOUR 20202



今回の展覧会では、音楽的な背景や表現手法、 また表現領域もそれぞれに違う4人の音楽家 が音を直接使用しないで視覚表現を試みます。 単に音や音楽がもつイメージの視覚化であっ たり、数値化による変換でもありません。それ は、音楽以前の様々な世界観であり、認識図で もあります。また、時間という動的な状況に置 かれる前の静止した音の表現かもしれません。 コトの表現をモノの表現へ、"聴視覚"表現の 可能性に期待していただければ幸いです。

ニシジマ・アツシ



終了しました。

関連イベント
アーティストトーク
11/1(日)15:00~

和泉希洋志 x 竹村延和 x ニシジマ・アツシ x 村井啓哲
*デモンストレーション(村井啓哲)  


|場 所| 桃園会館(+1artから徒歩1分)
|参加費| 500円(トーク終了後 小宴 〜17:30)
|定 員|40名
|予約・お問合せ|+1art(gal@plus1art.jp)

●イベント当日は+1artの休廊日ですが、12~14:30の間 ギャラリーを臨時に開廊します。


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IZUMI Kiyoshi

和泉 希洋志 IZUMI Kiyoshi


2015 1968年香川県生まれ。日常生活にある五感をテーマに、音やイメージなどを自在にリミックスし作品を編み上げるアーティスト。 主にサンプリング・メソッドによる絵画、立体、映像、洋服、料理などを制作。1990年初個展。以後数々の展覧会やパフォーマ ンスに参加。一方で音響・音楽に関わる活動を行い、多くの国内外の音楽家と共演。1997年英国のレーベル( リフレックス)よりCDデビューを皮切りに、2000年、2004年、2016年にソロアルバムをリリース、aSymMedley名義で2011年、MIRAIGAMILL名義で2019年にアルバムをリリース。その他コンピレーションに多数参加、リミックスも行う。 “SOMA”を拠点に食の提示、ギャラリーの運営、2015年には音楽レーベルbitSOMAを始動。


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[個展]
2018 SOMA gallery(大阪)
2016 SOMA gallery、CD ショップ各地(大阪)
2013 SOMA gallery(大阪)
1994 ギャラリーview(大阪)
1993 ラフォーレミュージアム(松山)
1992 on ギャラリー(大阪)
1991 ジーべックホール(神戸)
1990 ギャラリー白(大阪)
[グループ展]
2012 高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.2 贈り物と交換 高松市美術館(香川)
2008 ひびきあう音・色・形 高松市美術館(香川)
2008 Voyage à NUNO 高松市歴史資料館(香川)
2002 メモリー映画、映像の文化 高松歴史資料館(香川)
2001 オプ トランス キリンプラザ大阪
1999 福井ビエンナーレ8 福井市美術館
1996 トートロジー ボイスギャラリー(京都)
1993 search out zone ジーべックホール(兵庫)
1993 extra ordinary abc ギャラリー(大阪)
1992 90年代のアートシーン なんばシティーホール(大阪)
[パフォーマンス]
2016 あいちトリエンナーレ 小杉武久コンサート 愛知県芸術劇場
2015 LEMP 神奈川県立近代美術館(鎌倉)
2015 Takehisa Kosugi: Music Expanded ホイットニー ミュージアム(N.Y)
2015 デヴィッド・チュードア「レインフォレストI」コンサート 横尾忠則現代美術(兵庫)
2014 Fluxus in Japan 2014 東京都現代美術館
2012 14の夕べ 東京国立近代美術館
2009 小杉武久 二つのコンサート 国立国際美術館(大阪)
2003 音の風景 釧路芸術館(北海道)
2003 EAT-芸術と技術の実験 スパイラルホール(東京)
2000 音楽の実験ーアメリカと日本 愛知芸術文化センター
1999 恋スル身体 宇都宮美術館(栃木)
1998 草月と前衛音楽 芦屋市立美術館兵庫
1996 新しい夏 小杉武久 音の世界 芦屋市立美術館(兵庫)
1994 ジョンケージ ローリー ホーリー オーバー サーカス 水戸芸術館(茨城)



TAKEMURA Nobukazu

竹村 延和 TAKEMURA Nobukazu


アーティスト/作曲家。
90年代より国内外で活動する これまで一貫して、子どもの感受性をテーマに概念と情動の相克、その霊性と美を問い返すべく意味生成と変容を音・言葉を交え探索している。近年は弦楽など演奏家による室内楽アンサンブルの作曲、また音を超えてイメージや言葉を用いたl試み、絵画や戯曲、インスタレーション等の表現を行っている。2016年、平面作品中心の個展「Einheit」開催。音楽作品の代表作は「こどもと魔法」、「scope」、「Zeit Raum」など。在ベルリンを経て現在京都在住。美学士、神学修士。



NOSHIJIMA Atsushi

ニシジマ・アツシ NISHIJIMA Atsushi


1965年 京都市生まれ。大阪芸術大学 音楽学科 音楽工学専攻 卒業。 
80年代後半より実験音楽の制作、ライブ・エレクトロニック・ミュージックによる演奏を始める。その後、音が持つ様々な側 面と日常の事物をユーモラスに同定して発想した、ヴィジュアル作品の制作も始める。2001年 Asian Cultural Council の助成 によりニューヨークに滞在し、Location One にて個展、そしてライブ演奏を行っている。2014年には文化庁新進芸術家海外研 修制度にてベルリンに滞在し、作品制作・演奏を行うなど、現在も国内外を問わず精力的に活動をしている。

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[個展]
2019 「ニシジマ・アツシ " Number Pieces"」VOICE GALLERY(京都)
2017 「術の方便」SOMA gallery(大阪)
2017 「Humor Identification/ 脱力と直観」8/ART GALLERY/ 小山登美夫ギャラリー(東京)
2010 「Beppu Art Month 2010 - 音の方便」BEPPU PROJECT/platform05(大分)
2008 「Sx(a.i.u.e.o)」PRINZ(京都)
2008 「Third Perspective』ギャルリー・パンセ:甲南大学(兵庫)
2003 「A to C」立体ギャラリー射手座(京都)
2001 「SUBTRACTIVE CREATION : VISIBLE SOUND」Location One(New York/USA)
[グループ展]
2019 「VOICE AND SOUND WAVES:The Japanese scene」Felix Frachon Gallery(Brussels/Belgium)
2019 「Structure and Sound- 音による構造の知覚-」 Gallery Fleur_ 京都精華大学
2019 「景風趣情- 自在の練習-」 Gallery PARC(京都)
2018 「helen at the mountain」Tetsuo’s Garage(栃木)
2017 「JAPANESE CONNECTIONS - CONTEMPORARY ART FROM JAPAN」Nikolaj Kunsthal(Copenhagen/Denmark)
2016 「The ECHO」 高崎シティギャラリー(群馬)
2013 「景 風 趣 情- 自在の手付き」 京都芸術センター
2012 「“for missing O KYTO”/ 足りないO のために“KYTO”」 小山登美夫ギャラリー京都(京都)
2011 「Simple Interactions」Museet for Samtidskunst/Museum of Contemporary Art Roskilde (Roskilde/Denmark)
2010 「yves bélorgey invite atsushi nishijima」 galerie xippas(Paris/France)
2009 「ある風景の中に」 京都芸術センター
2007 「Remembrance of things passing」 CASO(大阪)
2005 「Slowscan Soundwave (III) and The Telaesthetic Finger」 Location One(New York/USA)
2002 「Sound in the landscpe」 Art Omi International Arts Center(New York/USA)
2002 「Signal to noise」 Location 1(New York/USA)
2002 「One Hand Clapping:The Interstices of Sound,Language,and Silence」 Smack Mellon(New York/USA)
[パフォーマンス]
2017「Acoustical Scenery-@Klub Rå」Roskilde Festival 2017(Roskilde/Denmark)
2015 「Site - Acoustical Scenery」 Kunsthalle/PLU41 (Berlin/Germany)
2015 「Site-Acoustical Scenery/For Troedsson Villa」 日光トレッドソン邸(栃木)
2014 「Kyoto Protocol : Experiments in Art ; Technology III」 N.K. (Berlin/Germany)
2014 「EXPERIMENTELLE MUSIK 2014」 Akademie der Bildenden Künste(München/Germany)
2013 「nuitblanche Kyoto 2013」 アンスティチュ・フランセ関西(京都)
2011 「The sound performance “site”Atsushi Nishijima」 Royal Danish Academy of Fine Arts/BKS Garage (Copenhagen/Denmark)
2007~2012 「John Cage 100th Anniversary Countdown Event 2007-2012」(大阪・京都・東京・富山)
[受賞歴他]
2013 文化庁新進芸術家海外研修(Berlin/GERMANY)
2008 LABORATOIRE VILLAGE NOMADE [Silent Shadows_workshop,Meeting and experiencing of East and West] (Estavayer-le-Lac/Switzerland)
2004 Civitella Ranieri Foundation [Civitella Ranieri Fellowship-Residence Program 2006](Umbria/Italy)
2001 Asian cultural council [Japan-United States Arts Program Fellow] 助成金授与(New York/USA)
1999 岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー/IAMAS [特別給費生報償金/Prefecture award](岐阜)



MURAI Keitetsu

村井 啓哲 MURAI Keitetsu (Hironori)


1962年東京生まれ。主に自作を含む電子回路/機器の反制御的操作によるサウンド・パフォーマンスを行う他、過去にいくつかの視覚的作品も発表している。またフルクサス参加作家のイベント・インストラクション、ジョン・ケージの非五線記譜法による非器楽曲などの解釈/演奏も行う。展覧会/イベント等の企画者としては、1991年から1993年までP3 art and environmentに於いてサウンド・インスタレーションを紹介する年次企画を担当、また2007年から2012年まではジョン・ケージの生誕100年に向けたコンサートをニシジマ・アツシと共同で展開した。その他、GALLERY360˚主催のフルクサス関連イベント、同画廊が発行するマルチプルの意匠等にも関与している。

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[活動経歴]
2020 0奏(edition zeroso)よりマルチプル作品『LUX/MW』を発行
2013 『6/29-9/8 オバケとパンツとお星さま―こどもが、こどもで、いられる場所』展 「デタラメ星座協会(代表:村井啓哲,システム:筒井 真佐人)」企画/構成/運営 東京都美術館
2008 Platform Seoul 2008 インスタレーション出品
2007 天川星座体系編纂計画/天川☆星座遺産プロジェクト2007 主催:天川☆星座遺産プロジェクト2007実行委員会/共催:大峯山洞川温泉観光協会/後援:天川村 ワークショップ制作
2007-2012 John Cage 100th Anniversary Countdown Event 企画・主催:JCCE 構成/演奏参加
2007 AY-O's GAME EVENT パフォーマンス参加 主催/会場:GALLERY360˚
2006 音更町商業にぎわい創設事業 「音更星座体系編纂計画/音更の星座をつくろうクラブ/でたらめせいざぶ」 主催:音更中央通商店街協同組合/コーディネーター:小田井真美(S-AIR) ワークショップ制作
2006 アサヒ+ACTION! 子どものいるまちかど シリーズVol.3「庚申塚星座体系編纂計画」 主催:アサヒ+ACTION! 子どものいるまちかど シリーズ 実行委員会/にしすがも想像舎 ワークショップ制作
2006 サウンド・パフォーマンス『variant+』 東京都美術館
2006 ワークショップ『音と音楽/ジョン・ケージのカートリッジ・ミュージック』ワークショップ制作
2006 村井啓哲作品展示
2006 福井FLUXUS〈パフォーマンス〉 パフォーマンス参加 福井県立美術館/大野市
2003 バス観光ハプニング2003 構成/解説/配布物制作/パフォーマンス参加 企画・制作: GALLERY360°
1998 AAC特集企画『ケージから始まる』コンサート偶然性とパフォーマンス 演奏参加/技術協力 愛知芸術文化センター
1994 『ローリー・ホーリー・オーヴァー』展・オーディトリアム・プログラム 演奏参加 水戸芸術館
1993 ジョン・ケージ/Essay(サウンドインスタレーション) 企画/進行/会場設営(音の空間#4) 関連企画・ジョン・ケージ作品演奏会:一部演奏参加 P3 art and environment
1989 『シナジェティック・サーカス/バックミンスター・フラーの直感の海』展 企画参加・会場構成/展示モデル製作 P3 art and environment