Charity&Auction 10年後

stratum Ⅱ

ミクストメディア

No.24

新宅加奈子 SHINTAKU Kanako


[作家コメント]
私は、自身が生きていることを確認するために、全身に絵の具を纏う行為を行っている。 自身の体温で硬化した塗料は、少しずつ足元に蓄積されていき、ゆっくりと積もっていく。 その痕跡は、生きていたことの可視化であり、そして時間軸が発生している。 今回の作品はそうした絵の具を纏う行為で生成された痕跡を、地層として表現している。

[自己紹介]
美術家。1994年生まれ。京都を拠点に活動。2019年京都造形芸術大学大学院 修士修了。「生きている事を確認する行為」として 2010年より全身に絵の具を纏い始め、身体と精神を拡張し自己からの脱却を図る。その行為をセルフポートレートとして展開。展示会場では1日4時間絵の具を纏い続けるパフォーマンスを行う。NONIO ART WAVE AWARD 2020 ペインティング部門グランプリ。ヨコハマトリエンナーレ 2020 episode00出演作家。



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