時にふれる
石、銅 No.29
多羅信綱 TARA Nobutsuna
[作家コメント] 石が持っている時間を計ることはできない。しかし、石に触れることで測ることができないかと考えた。 石を割るとそこには一瞬が生じる。その一瞬を銅で覆う。銅は目に見えて変化することで今を指し、一瞬を伴った今は遠い未来まで際限のない時間の持続をもたらす。 [自己紹介] 石に触れることで見えてくるものをテーマに作品を制作しています。 中でも石に感じる時間や記憶といった人間のそれでは位置づけができない部分に興味を持っています。
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