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手にとる展
今井祝雄・藤本由紀夫・笹岡 敬・大西伸明・安藤由佳子・中島 麦・国谷隆志・池田 慎・山西杏奈 他
6/13(金)ー6/29(日)
PM 1〜7(最終日 〜PM5)
OPEN 金・土・日(予約制)
本展は通常と異なり、作品は殆ど展示しません。鑑賞者はリストの中から作品を選んで各自の机で一点ずつ作品を見ます。図書館でリクエストして、出された本を閲覧するイメージです。
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「ふつう展覧会場で作品に触れることは禁止です。 不特定多数が訪れる場所では、作品に触れることができる展覧会を開くのは極めて難しい。一方で作品に関心を持ったら、もっと知りたくなるのは当然です。 一定の条件下で作品に触ることもできる展覧会ができないか? 手にとる展の企画はこうして始まりました。」(1回目の序文より)
『手にとる展』の第1回目は一昨年(2023)に開催し好評をいただきました。今会はその2回目になります。
なお本展の参加作家は9名ですが、その他にギャラリーに委託された立体・平面作品も出品します。 なかなか見られない作品の細部を、この機会に心ゆくまでご鑑賞ください。
+1art
Artist
今井祝雄
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1946年大阪市生まれ。1960年代より造形や映像作品を発表。1965年より1972年の解散まで具体美術協会に参加。
2025(7/19-9/20)
「立ち止まり振り返る、そして前を向くvol.2」(ギャラリーαM/東京)
2024
「今井祝雄―長い未来をひきつれて」(芦屋市立美術博物館/兵庫)
2023
「風景論以後」(東京都写真美術館)
2022
個展「おとだま」(+1art/大阪)
2019
個展「行為する映像」(アートコートギャラリー/大阪)
2018 個展「物質的恍惚」(アクセル・ヴェルヴォ-ルト・ギャラリー/アントワープ)
2017
ロッテルダム国際映画祭
2014
個展「白からはじまる」 (ユミコチバアソシエイツ/東京)
2013
「具体 素晴らしい遊び場所」 (グッゲンハイム美術館 /ニューヨーク)
1972
「この偶然の共同行為を一つの事件として……」 (御堂筋 /大阪)
1966
個展「グタイピ」
【image:《マグネット・タワー/七重塔》部分 2024】
藤本由紀夫
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1950年、愛知県生まれ。1975年、大阪芸術大学音楽学科卒業。
70年代よりエレクトロニクスを利用したパフォーマンス、インスタレーション、80年代半ばよりサウンドオブジェの制作を行う。音を形で表現した作品や、空間を利用した独自のテクノロジーアートを発表。「here & there」「separation & conjunction」「revolution & gravity」「silent & listen」 といったキーワードで、日常の何気ない物事に注目し、「聞く」という体験を通して、「音」という存在の不思議を表出し、新たな認識へと開いていくような活動も行っている。 2001年と2007年に、第49回および第52回ヴェネツィア・ビエンナーレに出展。
【image:《BOX 1》部分 2025】
大西伸明
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1998
京都市立芸術大学大学院美術研究科版画修了
2013
五島記念文化財団美術新人賞受賞による海外研修としてドイツに滞在
2025
個展「あらゆる透明なユーレイの複合体」(真庭市蒜山ミュージアム/岡山)
2024
「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」(Kudan House/東京)
2022
個展「光体」(MA2gallery/東京)
2021
彫刻家・岡崎和郎と共作マルチプル「Born Twice」を制作
2016
「Aki Eimizu& Nobuaki Onishi」(AG Nicola von Senger Galerie/スイス)
2014
「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.04 リアルをめぐって」(高松市美術館 /香川)
2011
個展「Untitled」注目作家紹介プログラム チャンネル2(兵庫県立美術館)
2008
個展「Lovers Lovers」(入善町下山芸術の森発電所美術館/富山)
2006
個展「Desktop,Dress,Grey」(国際芸術センター青森
【image:《stone》部分 2025】
笹岡 敬
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2024
「抽象的な情報の雲 - 西からの風、東からの風 バース・スパ大学-CAS国際流展」(CAS/大阪、+1art/大阪)
2024
「THE EYE AND SPIRI」(フリーゼ・キュンストラーハウスハンブルグ/ドイツ)
2024
「韓日交流展, 생소한이야기 Unfamiliar Agenda 不明な議題」(SPACE TOGO/ソウル)
2023
「木津川アート展」(木津川旧牡丹工場跡/京都)
2022
「狂転体展」(CAS/大阪、+1art/大阪)
2020
「見えない世界 invisible world」(+1art/大阪)
2020
「個展」(+1art /大阪)
2019
「WAVES & FREQUENCES ハンブルク・大阪友好都市提携30周年記念ドイツ展」(フリーゼ・キュンストラーハウスハンブルグ/ドイツ)
【image:《Times 2025》部分 2025】
安藤由佳子
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安藤は⽇常の様々なエピソードを通して、内的世界と外的世界の関係性を探究し、根源的な⼈間の⽣への営みや、社会の在り⽅への疑問をインスタレーション、オブジェクト、アクション、映像などを⽤いて投げかける。
1972年、⼤阪⽣まれ。 国⽴デュッセルドルフ芸術アカデミーにて、マクダレーナ・イェテロバに学び、その後、ドイツ・ヨーロッパを中⼼に個展・グループ展を開催。2013年⽂化庁新進芸術家海外研修を機にアメリカに移住し、活動拠点を広げる。 2021年より京都市⽴芸術⼤学にて若⼿育成に従事する
【image:《Orientation (Helmet 1)》部分 1997】
中島 麦
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長野県生まれ 大阪育ち 大阪/京都拠点
京都市立芸術大学美術学部油画専攻 卒業
抽象絵画を制作する事を中心に、そこから拡張する出来事を取
り込みながら活動中。 その活動を通して、私自身が何ものからも
自由で、何ものをもつなぐメディウムでありたいと考えている。
絵画の基本要素である「動き・奥行き・光」を探求、近年はそこに物質が重力により流れる時間を加える作品を制作。 作品を通して「観る」ことの根源的な意味を提示出来ればと考えている。
個展、企画展、アートフェア、コラボレーション、イベント等展示多数。
【image:《DIVING》部分 2025】
国谷隆志
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1974 京都生まれ
1997 成安造形大学 立体造形クラス卒業
個 展
2023
Mix and Match(Ulterior Gallery/ニューヨーク)
2020
Aura(Yutaka Kikutake Gallery/東京)
2018
Spaceless Space(Ulterior Gallery/ニューヨーク)
2018
Something Red(京都芸術センター 大広間/京都)
2015
Channel 6, Deep Projection(兵庫県立美術館)
グループ展
2024
SKETCH(OAG Art Center Kobe/神戸)
2023
sky(Yutaka Kikutake Gallery/東京)
2021
『The Practice of Everyday Practice 日常の実践の練習』(名古屋芸術大学アート&デザインセンター/名古屋)
2021
NADA House 2021(House 403, ガバナーズ島, ニューヨーク)
2019
Medium of Exchange(SHIRLEY FITERMAN ART CENTER.(SFAC) at Borough of Manhattan Community College/ニューヨーク)
【image:《Untitled》部分 2013】
池田 慎
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1974 大阪生まれ 大阪在住
1998 大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業
個展(2023〜)
2024 超ひも理論(cumonos/大阪)
2024 超ひも理論 伊日藝術計劃(YIRI ARTS /台湾 台北)
2024 アヴェノドレス(海月文庫/大阪)
2023 ひも理論(cumonos/大阪)
2023 蓬莱郷(A'holic/東京)
グループ展(2023〜)
2025 まんこく博覧会(釜晴/大阪)
2025 おっさんヅラ部(河野邸/大阪)
2025 囁くマネー(+1art/大阪)
2024 ラヴレター(BOBOBO /大阪)
2024 大月コンテンポラリーアート2024 角砂糖の町と裁縫のピストル(大月町文化教育拠点COSA/高知)
2024 變形記—藝術家聯展 伊日藝術計劃(YIRI ARTS/台湾 台北)
2024 音のほころびdeux(ギャラリー島田/神戸)
【image:《手作りダンボール-百円札、五百円札、千円札、五千円札、壱万円札》部分 2022-2025】
山西杏奈
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1990 大阪生まれ
2014 京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 工芸専攻漆工分野 修了
主な個展
2025
「触れられぬ輪郭」(THE THOUSAND KYOTO/京都)
2024
「親密さ、あるいは温度のような」(gallery crossing/岐阜)
2022
「自然体の自然」(2kwgallery/滋賀)
2022
「情緒的な尺度」(gallery crossing /岐阜)
2018
「あわいのかたち」(元崇仁小学校 /京都)
2016
「inside of the case」(同時代ギャラリー/京都)
2014
「transparent color」(gallery KUNST ARZT/京都)
主なグループ展
2024
「visualize」(haku kyoto/京都)
2024
「工芸のゆくえ」工芸青花(水寮/東京)
2024
「忘却の記憶」(pool side gallery/金沢)
2023
「Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2023」(京都文化博物館)
2023
「PERSPECTIVE」(GALLERYcrosing/岐阜)
2023
「ARTISTS’FAIR KYOT2023」(東本願寺渉成園/京都)
2023
「皮膚で見る」(MARUEIDO gallery/東京)
2023
「つきうつし」(ギャラリー16/京都)
2023
「ミニマル美術」(KUNSTARZT gallery/京都)
2020
「朝と夜、森にて」(gallery @KCUA/京都)
2020
「ウィルヘルミーの吊り板」(MEDIASHOP gallery/京都)
2018
「Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2018」(京都文化博物館)
レジデンス
2017 KulttuuriKauppila(ii/フィンランド)
受賞/助成
2025
Residency Award for Female Artist 2025,ZONA MACO by foundation CASA WABI(Mexico)
2023
ARTISTS’FAIR KYOT2023 マイナビアートアワード 優秀賞
2014 京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞
2013 京都銀行美術支援制度2013年度購入作品選抜
2011 京都市立芸術大学作品展 平館賞
【image:《触覚のうつし / sence of touch》部分 2023】
©️ +1 art