ARCHIVE no.07

空白と点り|髙畑 紗依

2021 03/03(水) ー 03/13(土)



TAKAHATA Sae

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TAKAHATA Sae

髙畑 紗依 TAKAHATA Sae

私たちは、生活する中でいくつものささやかな物事を取りこぼしながら生きている。まっさらのノートに、 光が差し込む瞬間。隣の土地に生えている木のこと。通りがけに見た、何もないように見える場所のこと。 今日見たものや聞いたことのほとんどは忘れてしまう。生活のなかでとりこぼされていく場所・物語を拾 い上げるための方法として、事物をうつしとり、留めることを試みる。 




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「Linescape (あき地)」 2020 カッティングシート



1993 大阪府生まれ
2019 京都精華大学大学院博士前期課程芸術研究科版画領域修了

個展
2020 「あき地」 (KUNST ARZT/京都)
2017 「まばたきの数だけ」(KUNST ARZT/京都)
グループ展
2020 「GURA STUDIO/GALLERY Opening Exhibition」(GURA スタジオ/京都)
2020 「 Kyoto Art For Tomorrow 京都府新鋭選抜展」(京都文化博物館/京都)
2019 「 A-Lab Artist Gate 2019」(あまらぶアートラボA-Lab/兵庫)
2018 「あけくちに長靴」(京都精華大学対峰館101教室)
2018 「ニューミューテーション 変・進・深化」(京都芸術センター)
2016 「京都精華大学大学院研究発表展」(京都市美術館)
2016 「連鎖とまたたき」(京都精華大学ギャラリーフロール)

受賞歴
2019 京都精華大学展2019 理事長賞
2018 第8回新鋭作家展 入選



高畑紗依は日常で見過ごされたり忘れられたりしがちな場所や対象物に目を向け、その輪郭線をカッテ ィングシートで抜き出し、空間に配置する作品を制作しています。
本展では、光や影というさらに曖昧な輪郭線によって、それぞれの記憶と新たな記憶を結びつけ、そこに ある/あった時間の再構築を試みます。

+1art カワラギ