ARCHIVES no.08
Draw | 菊池 和晃
2021
関連イベント
パフォーマンス
|場 所| +2
|開催日| 4/10(土)& 4/17(土)
|時 間| PM 1:30−2:30 & 5:30−6:30
|定 員| 各回5名
*満席の場合は、お待ちいただくことがあります。
予約者優先 ▶︎gal@plus1art.jp
菊池 和晃 KIKUCHI Kazuaki
描くという行為は私たちが原始人だった数万年も前から行われていて、当時と現代とではそれ自体が持つ意味は違っているだろうがそれでも変わらない姿でここにある。 どうして人は描くのだろうか。時に狩猟をすること、労働をして賃金を得るということを差し置いて、それは私たちの生と密接になる。様々な距離が大きく変化しつづける今、 おぼろげな「生きる」ということの輪郭を「描く」という行為を通して、私たちは再び捉えることができるのだろうか
1993 京都生まれ
2016 成安造形大学美術領域 現代アートコース 卒業
2018 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻構想設計クラス 修了
機械工として働きつつ、京都を拠点に美術家として活動。
仕事で使用する技法を用いて、肉体を酷使することで稼働する装置を制作し、またその装置を使い美術史から引用したイメージを生産する。
展歴
2020 art KYOTO 2020 関連企画展「a linkage」/ engawaKYOTO / 京都
2020 菊池和晃個展 Draw the City (KUNST ARZT / 京都)
2020 ニューミューテーション #3 菊池和晃・黒川岳・柳瀬安里 (京都芸術センター / 京都)
2020 京芸 transmit program 2020 (京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA / 京都)
2020 京都府新鋭選抜展 2020 優秀賞受賞 (京都文化博物館 / 京都)
2019 菊池和晃個展 Muscle (The Third Gallery Aya / 大阪)
2019 超暴力展 (山下ビル / 愛知)
2018 秋の芸術月間セイアンアーツアテンション11 playing BODY player(成安造形大学ギャラリーアートサイト / 滋賀)
2018 以" 身" 伝心 からだから、はじめてみる (ボーダレスアートミュージアムNO-MA / 滋賀)
2017 若手芸術家支援企画1floor2017 合目的的不毛論 (神戸アートビレッジセンター / 兵庫)
菊池和晃は、自作の機械的装置を過酷な身体の運動により動かしてわずかな成果を得る、というパフォーマンスを行っています。例えばスクワットを50 回して1 本の線を描くとか、ハンドルを6000 回まわしてひとつの円を描くというように。
本展でも、過大な労力に見合わない簡単な仕事をする菊池の自作装置を展示・実演します。
+1art カワラギ
©️ +1 art