ARCHIVE no.22
LONG LONG SLEEPER
岩田 萌
+2ギャラリーでは、+1artでの企画展とリンクしながら、新進の若手作家による展覧会を開催しています。実験的な試みの発表の場として、ホワイトキューブではない小空間を活用した企画を行っています。
10月は、岩田 萌 展 を開催いたします。
本展では、紙屑をモチーフにした映像作品(アニメーション)を主体に、アニメーション映像を構成する多数の写真をフリップブック(パラパラ漫画)として見せるなど、岩田のミニマルな世界が様々な手法で展開されます。岩田 萌の+2での世界をお楽しみ下さい。
岩田 萌
IWATA Moe
時間や記憶は形を持たない抽象的な存在でありながら
確かにそこに存在し私たちの意識に深く根ざしています。
映像は、時間の流れから一瞬を切り取り再構成することで作られるメディアです。
その過程は人の記憶の働きと似通っているように感じます。
カメラという客観的なものを通して記録される映像と、私たちの体を通して刻まれる記憶。
それらはどう似ていてどう違うのか、映像と関わりながら、考え続けたいと思います。
(岩田 萌)
1990 京都府生まれ
2013 京都精華大学芸術学部映像コース卒業
個展
2018 "PHOTON" /KUNST ARZT
2017 "continuous/discontinuous" /room ALNLM
2015 “Strata” /SUNABA GALLERY
グループ展
2023 ”ミニマル美術” /KUNST ARZT
2017 ”ホメーロスのリフレイン” /gallery yolcha
2017 “インターページ2” 二人展 /Kara-s
2016 “インターページ” 二人展 /京都精華大学ギャラリーフロール
2014 “共生のモンタージュ” 二人展 /gallery yolcha
2014 “micro macro loop” 二人展 /GALLERY 9 Kyoto
2013 ”素材をめぐる冒険” /ミカリギャラリー
2012 “記憶の標本” 二人展 /京都精華大学ギャラリーフロール
©️ +1 art