+1art ART OSAKA 2025

www.artosaka.jp

ART OSAKA2025に出展します。

6月06日(金) 15:00-19:00　プレビュー(招待者、プレスのみ)
6月07日(土) 11:00-19:00　一般公開
6月08日(日) 11:00-17:00　一般公開

会場　　　大阪市中央公会堂３階
展示ブース　小集会室　W-5
出品作家
石橋志郎(日本画) 杉本奈奈重(木版画) 前田あかね(陶磁器) 浮川秀信(ピアノ線彫刻)

石橋志郎　ISHIBASHI Shio

Ghost 　400×300 mm　2024　雲肌麻紙、膠、顔料、墨
Photo by Takeru Koroda

石橋志郎の描く灰色のトーンは、日本画素材との対話から生まれます。岩絵具・胡粉等の粒子を重ねた画面に当たった光は、その中で複雑に屈折あるいは乱反射して、やわらかに空間を包む光の場を創出します。

石橋志郎　ISHIBASHI Shiro

1981 大阪府生まれ
2007 京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科絵画専攻修了

展覧会歴
2024 個展「Around the light」高島屋大阪店・高島屋京都店
2023 個展「Silence」＋1art(大阪)
2022「向日市制施行50周年記念旧上田家住宅アートギャラリー展」旧上田家住宅(京都)
2022 Kyoto Art for Tomorrow 2022 -京都府新鋭選抜展–」京都文化博物館(京都)
2021「「ベリーマキコ・石橋志郎　ふたりの視点　Their point of view from KYOTO」今治市大三島美術館(愛媛)
2021「京都日本画新展2021」美術館「えき」KYOTO(京都)

受賞歴
2022「Kyoto Art for Tomorrow 2022 -京都府新鋭選抜展–」朝日新聞社賞
2021「京都日本画新展2021」大賞
2021 令和3年度京都市芸術新人賞

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Silence

灰色と光

内接／外接

前田あかね　MAEDA Akane

うさぎりんごは特別　170 x170-xD60 mm　2025　磁土、釉薬、金

前田あかねは、あるだけで心がときめくような日常生活を豊かする作品つくりをテーマに陶磁器を素材に制作しています。前田の造形には、ありそうでありえないユニークな状況が潜んでいます。生活に欠かせない身近な素材の陶磁器を使うからこそ生まれる違和感の面白さを楽しんでほしいと前田は言います。今回用に制作されたBOXシリーズの新作は、置き式、壁掛け、いずれも可能なオブジェです。

前田あかね　MAEDA Akane

1993 京都府生まれ
2021 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻陶磁器修了

2025 「Kyoto Art for Tomorrow 2025 京都府新鋭選抜展」京都文化博物館(京都)
2025 「現代作家による新春を寿ぐ酒器展」大阪高島屋6階美術画廊(大阪)
2022 「前田あかね陶展「そうだけど、そうじゃない」」+2(大阪)

受賞歴
2024 第33回一般社団法人工芸美術日工会展入選
2021 京都花鳥館賞2021 優秀賞
2021 2020年度京都市立芸術大学作品展奨励賞

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そうだけど、そうじゃない

杉本奈奈重　SUGIMOTO Nanae

私の中に眠る自然　970×670 mm　2018　木版画、和紙、水性絵具

杉本奈奈重は、微かにうつり変わる色の変化や、見えそうで見えない不確かなものの存在感に関心を持ってきました。それは、常に変化する自身の身体、見ることのできない身体内部への興味へと拡がり、曖昧に捉えているそのような存在を木版画のぼかし摺り技法で可視化することを試みてきました。素材のテクスチャーが様々に、そしてミニマムに映し出された杉本の世界をお楽しみください。

杉本奈奈重　SUGIMOTO Nanae

1991　京都市生まれ、京都在住
2023　京都精華大学博士後期課程修了、博士(芸術)

2024「夢ではない It’s not a dream」チャリティ・オークション展(＋1art/大阪)
2024 個展「Imperfect」(ギャラリー恵風/京都)
2024「京都府新鋭選抜展2024」(京都文化博物館/京都)
2018「夏冬ice in canicule」(Gallery OUT of PLACE/東京)
2015「FINE ART UNIVERSITY SELECTION」(茨城県つくば美術館)

受賞歴 2017「京都府新鋭選抜展2017」アンスティチュ・フランセ関西賞(京都文化博物館)
2015「全国大学版画展」収蔵賞(町田市立国際版画美術館、東京)
2014「京展」館長奨励賞(京都市美術館)
2013「アワガミ国際ミニプリント展」準大賞(いんべアートスペース、徳島)

Public collection
佐久市立近代美術館油井一ニ記念館(長野)
町田市立国際版画美術館(東京)

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隣室のお化け

浮川秀信　UKIGAWA Hidenobu

untitled　120 x 120 x 480 mm　2025　ピアノ線ロウ付け、アクリル塗料

細い線がゆらゆらと揺れて立ったり浮かんだり、微妙に曲げられたピアノ線の組み合わせは角度によって様々な様相を見せ、あらゆるものの境界を曖昧にさせます。
浮川がピアノ線をロウ付けしてつくる立体は空気をつかまえる試みでもあります。

浮川秀信　UKIGAWA Hidenobu

1942 大阪に生まれる
1968 大阪学芸大学(現大阪教育大学)絵画専攻科修了

1969年初個展(あの画廊、大阪)　以後ほぼ毎年個展開催(信濃橋画廊、大阪　他)。須磨離宮公園彫刻展(1976 兵庫)、アートナウ77(兵庫)、びわこ現代彫刻展(滋賀)、石の道・いけだ彫刻シンポジウム(大阪)などに始まり、現在に至るまで半世紀以上に渡り多数の彫刻作品を発表。ここ10年くらいはピアノ線を素材に制作している。

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無顔

空気をつかまえる

エアリウム